「サンデー毎日」の団塊幸福論で起業のすすめをコメントしました
20004年12月  
 
 

『サンデー毎日』の取材を受け、シリーズ「団塊幸福論 第4回 はたらく」(12月26日号)に、団塊世代の傾向と起業のすすめが掲載されました。

私のコメント部分のみを紹介します。

大定年時代を生き抜く 団塊幸福論 第4回 はたらく

◆生涯働いていたい団塊世代

  (前段、略)
 「企業の中枢で、経営危機やリストラを間近に目にしてきた。それゆえ、職を失う危機意識が人一倍高い」
 そう団塊世代を分析するのは、キャリアコンサルタントの松本すみ子さんだ。

 ただ、会社に籍のあるうちは、真剣に今後の働き方を考えている人のほうが少ないようだとも言う。
 「勘違い」もよく目に付くそうだ。「自分は社長タイプだと思うんです」「どんな仕事ができるか、ですか。私は、部長ができます」。
 転職や再就職の希望者と面談すると、そんな答えが返ってきて面食らうこともしばしばだ。「よくも悪くも、会社を背負って生きてきた人が多い世代なのでしょう。だから、生涯働いていたいという気持ちもまた強い」

 しかし、大半の会社には60歳前後に定年という区切りがある。関連会社への出稿や嘱託という形で仕事を続ける手はあつものの、「就労者バランスの適正化を考え、嘱託などは減らす傾向にあるのが今の流れ」と、松本さんは指摘する。

 いよいよ団塊世代が職を奪われる日も近いのか。
 いや、道はある。会社に頼らない働き方を模索するべきなのだ。その方策を、松本さんに続けてもらおう。

 「一つには、地域に戻ること。今後生きる舞台となる自宅周辺を、改めて見直してみます。パソコンを習いたがっているお年寄りが多いとか、この市悦はなぜもっと活用されないのかなど、気づく点はたくさんあるはず。その解決策を仕事ととらえてみえはどうでしょう。このところ、地域の問題に取り組むNPOが増えています。企画力や営業力といった、会社で培ったスキルを発揮する場も多いんですよ」

 もちろん大企業並みの収入は望めない。それでも、NPOなら年rネイを気にせず働けるメリットがある。現在の会社で嘱託を勝ち取っても、それはせいぜい数年のこと。金銭的にも「新しい」仕事といい勝負かもしれない。

◆地域で「マイクロビジネス」を

 もう一つの提案は「起業のすすめ」だ。

 「これまで会社では、意に沿わない仕事もしてきたのでは?これからは、好きなことを仕事にするのもいい。染み付いたサラリーマン根性を脱ぎ捨ててしまいましょう」

 起業といっても、大げさに考えなくていい。事務所を構え、従業員を雇って、という発想は固定観念にとらわれすぎだ。

 「なにも『楽天』を目指せというのではありません。例えば奥さんと2人で、家を改装してケーキ店を始めるというのはどうでしょう。地域に戻る人は増えるのだから、そうした『マイクロビジネス』とでも呼ぶべき仕事が成立する余地も大きくなるはずです」

 起業成功のための注意点も挙げてもらった。
 まず、地域のベテランである妻の意見をよく聞くこと。長続きさせるためにも、自分がやりたいと心から思えるものを手がけること。さらには、準備期間をしっかり取ることも重要だ。

 (以下、略)

 

 
 

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