UFJ総合研究所「Issue of Manegement」がNPOの活動を紹介

2005年2月
 
 

UFJ総合研究所が発行している「Issue of Management」 2005年2月号の特集「可能性に満ちている巨大市場 団塊世代マーケット」で紹介されました。

特集では、次の4つのキーワードから、団塊世代を検証しています。

 時間消費、健康長寿、認知年齢、社会参加

この中の「社会参加」のページで、松本が代表理事を務めるNPO法人おとなのくらしと仕事研究所が行っているソニーPS2シニアインストラクター事業が紹介されました。以下、その部分の抜粋です。

ゲームに対する潜在的ニーズを発掘する

【テレビゲームの新マーケット】

 50代以上を対象に、その活躍の場づくりを支援するNPO法人「おとなの暮らしと仕事研究所」は、ソニー・コンピュータエンタテインメントの協力で、プレイステーションの「シニアインストラクター養成講座」を開講している。

 テレビゲームといえば子どもの遊びというイメージが定着しており、ターゲットも子どもと若者がメインになっていた。しかし、プレイステーションの普及はすでに飽和状態に近い。2007年から定年を迎えて余暇時間が増える団塊世代は、ゲーム業界にとって大きなマーケットになる可能性がある。

【同世代のインストラクター】

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは2003年、団塊よりも上の世代に向けたテレビゲーム講座「諸兄、ゲームやろうぜ!」を開講していたが、課題になったのがインストラクターの確保だ。当初は、ゲームのプロといえる同社の社員が講義をしていた。しかし、片やゲーム業界の最先端人材、片やコントローラーにすら触ったことのない世代では「わからないこと」に対するズレが大きすぎた。

 「そこで、シニアインストラクター講座をスタートさせました。『わからない世代』が講師としての知識を身につければ、的確な指導ができる。生徒側も、若い講師よりも同世代のほうが気軽に質問もできるはずです。とくに団塊世代はインベーダーゲームを体験しており、きっかけさえあればゲームに興味を示す下地があると思うのです」と言うのは、おとなの暮らしと仕事研究所代表の松本すみ子氏だ。

 講座では、ゴルフや囲碁などのゲームソフトを使い、電源の入れ方からコントローラーの持ち方、ソフトの種類や講師としてのテクニックまで学び、終了後は「諸兄、ゲームをやろうぜ!」でインストラクターを務めることになる。"教えたがりや"の団塊世代にはうってつけの役目だ。

 また、シニアインストラクターを育成することは、団塊世代にゲームの面白さを啓蒙する活動になると同時に、彼らの仕事の場を作ることにもなる。講座参加者からは「子どもがゲームをしている姿を見ていて、実は自分もやってみたかった」「リタイヤ後の新しい仕事の分野になるのでは」という意見も出た。

 松本氏は、「団塊世代の人たちは活躍の場を求めています。彼らにとって”やさしい”サービスを提供するのではなく、難しい分野もスパルタ方式でどんどん学んでもらい、"こき使う"くらいのスタンスがちょうどいいのでは」と話す。

 (以下、略)

 

 
 
 

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