韓国ソウルの「韓・中・日 高齢親和用品流通市場活性化方策国際セミナー」で講演しました

2007年8月16日
 
 

韓国1アリアの松本すみ子は、韓国ソウルで8月10日に開催された「韓・中・日 高齢親和用品流通市場活性化方策 国際セミナー」で、日本の団塊世代の動向に関して、講演を行いました。

このセミナーの主催は、高齢親和用品産業化支援センター。釜山市の(財)プサンテクノパーク内にあり、シニア市場活性化の障害要因を克服し、技術開発事業および人力養成事業などを育成するため、プサン市と産業資源省の支援で設立・運営されている団体です。

セミナーの目的は、海外進出を目指す韓国企業に、海外のシルバーマーケットについての情報とヒントやアドバイスを提供すること。当日は、夏休み期間中の金曜日午後にもかかわらず、産業資源部、釜山広域市関係者、高齢親和用品産業関連専門家及び産業体関連者など、約100名の参加者が集まり、韓国の中国、日本のシニア市場への関心の高さをうかがわせました。

韓国でのシニア市場に関するセミナーは少なくはないが、国の機関の担当者がデータに基づいて発表するものが多く、今回のように、民間レベルで、しかも、海外から実例が提供されるセミナーがは初めてとのこと。

韓国2

    左からイ社長、松本、日本語⇔韓国語通訳のリーさん、トン教授、中国語⇔韓国語の通訳

当日の発表者は3名。最初は、シニアビジネスのコンサルティングを手がける韓国シニアコミュニケーション社長のイ ワンジョンさんが、韓国も急激に高齢化と核家族化が進むが、シニア市場はまだ規模が小さく、福祉・介護にとどまっていること、介護機器のリースが伸びていることなど、韓国のシニア市場を概観しました。

次は、松本の担当。松本は主に、今後の日本におけるシニア市場での団塊世代の意味、団塊世代の現状、団塊世代によって、今後、どのようなシニア市場の変化が起きるかをお話しました。

韓国3最後は、中国から青島社会科学大学のトン チャンリウ教授。中国のシニア世代は約1億3千万人と言われ、世界の老人人口の1/5、アジアの1/2を占め、今後も高齢化が進むこと。しかし、シニア市場の開拓はまだこれからだけに、ポテンシャルは大きいというお話がありました。

質問時間は1時間以上に及び、時間が足りなくて質問できなかったと、終了後は名刺交換を兼ねて、席まで来られる方もたくさんいました。韓国のシニア市場への関係者の並々ならぬ意欲をあらためて感じました。

なお、このセミナーで得た各種情報(韓国と中国のシニア市場の動き、日本との比較、セミナーに参加した感想などは、今後、このサイト、または、連載中のNikkei BPnet 「団塊消費動向研究所」、プロデュースを担当するセカンドステージなどでお伝えして行く予定です。

韓国4◆国際セミナー概要

 日 時 :2007年8月10日(金)14:00〜18:00

 会 場: ソウル教育文化会館

 開催の目的:
   ・韓国高齢者の消費側面と流通販売の
    現況を通じ、高齢親和用品産業の
    内需市場の活性化のための発展方案
    に対して論議する。   

  ・日本の団塊世帯の特性と消費側面、中国高齢親和用品産業の現況と消費側面
   に対して聞いて以後海外進出のための方案を模索する。

 発表者

  韓 国: イ ワンジョン氏 (シニアコミュニケーション代表)
    テーマ「韓国高齢親和用品の内需市場活性化のための発展方案(消費者中心) 」

  中 国: トン チャンリウ氏 (山東老齢学会理事/青島社会科学大学教授)
    テーマ「中国高齢親和用品市場進出のための方案」

  日 本: 松本すみ子 
        ( 有限会社アリア代表取締役/NPO法人おとなの暮らしと仕事研究所代表理事)
    テーマ 「ニューシニア・団塊世代のライフスタイルと消費動向」

 後 援:韓国産業資源省、釜山広域市

 

 
 
 
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