韓国老人人力開発院の職員との懇談会に参加

2010年12月19日
 
 

 韓国老人人力開発院とKyobo生命教育文化財団が共同で主催した「老人社会参加活性化フォーラム」(レポートはこちら)に参加した翌日、11月19日は職員の方々との懇談会が開発院で開催されました。その様子を紹介します。

◆韓国老人人力開発院

 韓国老人人力開発院は、韓国の老人福祉法に基づいて2006年に誕生した政府系の組織。国内6か所に拠点を持っています。院長は趙南範(チョナンボ厶)氏。

 パンフレットには、「高齢者に適した仕事を開発し、働くことのできる環境を整えて活気と生きがいに満ちた老後を送ることを支援する」ために組織されたと記されています。

 経営目標として、高齢者の雇用拡大および高度化、人的資源の開発、ボランティア活動の体系化および専門性の強化、高齢者社会参加活動の基盤調整の4つを掲げています。そして、主な事業は次の7つ。
 1.公共分野における雇用の体系的な支援及び管理
 2.民間分野における雇用の開発及び提供
 3.シルバー人材資源開発のための教育実施
 4.カスタマイズ型統合情報システムの構築及び情報化支援
 5.高齢者に対する認識改善のための広報活動
 6.政策研究
 7.高齢者の社会参加活性化のための方案開発及び構築

 開発院が運営しているサイトに 「HANAHANA mall」があります。 これはお高齢者やリタイアした人が自分で作っている産品やや手作り品を販売するショッピングサイト。これも高齢者の働く場創設支援の一環です。

 チョ院長は、今後、このモールを大きくしていきたいと語っていました。日本にも、こうした高齢者生産者やクリエーターを支援する、売上至上主義でない、ゆるやかなモールがあってもいいかもしれません。これは参考になりました。

◆懇談会

 当日は、同じく日本から来た健康・生きがい開発財団の大谷源一さんの二人で開発院を訪問。まずはチョ院長がオフィスを案内してくださいました。開発院には戦略企画チーム、事業開発チーム、運営支援チーム、調査研究チームなど10ほどのチームがあり、この本部には40数名の職員が勤務しているとのことでした。懇談会にはその中から20数名が参加。

 懇談会というので、直接その場で職員の皆さんと交流したり、質問を受けたりするのかと思っていたのですが、事前に送ってきた質問書に添って、日本の現状をお話をするという講演と同じスタイルでした。できれば私は、実際に職員の方々から質問を受けて、生の懇談をしたかったなと思います。それでも、皆さん、熱心に話を聞いてくださいました。

 今回、講演依頼時から帰国まで、ずっとお世話をしてくださったのは、教育研究センター 社会参加チーム主任のジンバンウルさん。日本の筑波大学に留学していたそいうことで、日本語はペラペラです。お子さんがいても働く、バリバリのキャリアウーマンです。韓国の女性もたくましいようです。

◆ソウル市内の観光まで

 懇談会終了後は、ソウル市内の観光にもご案内いただきました。平日にもかかわらず車を運転して案内してくださったのは、キョボ生命のクワッジュンテ部長。開発院のチョヘジン次長や通訳として同行したジンさんのおかげで、言葉は不楽しいツアーでした。

 皆様、ありがとうございました。また、お会いしましょう!


上段左から、ジンバンウル主任、健康・生きがい開発財団の大谷源一さん、チョヘジン次長
下段左から、松本、キョボ生命のクワッジュンテ部長

 
 
最新ニュース一覧    トップページ
 

copylight 2004 arias All rights reserved.