日本経済新聞シニア欄「地域デビュー記事名刺が勝負」にコメントしました

2015年7月7日

 
 

日本経済新聞7月7日付の夕刊に松本のコメントが掲載されました。

記事のタイトルは「地域デビュー名刺で勝負」。街づくりやボランティアといった地域活動を行う人たちが名刺を作って活用しています。その様子をレポートしたもの。

松本は、以前からセミナーなどで、定年後も名刺を作って活動しましょうと提案しています。地域活動での名刺は会社での地位や役職を表すものとはまったく違います。現役時代に背負っていたものを脱ぎ捨て、自分という人間はどういうもので、何を考え、何をしたいのかということを示すもの。それによって、同好の士や仲間とつながりやすくなり、自分でも気づかなかった自分のアイデンティティーを考えたり、認識する機会も作れます。

記事は、社会人時代の延長の習慣として取り上げられていましたが、私の考えは少し違います。記事では、リタイア後は不安定な立場になる人が自分の地位を明確に示すために使うとしているとの解釈のように受け取れます。私はむしろ、出会いのためのツールだと思っています。

地域活動ではせっかく出会いがあっても、分かれてしまえば、それで終わりです。しかし、名刺があれば、その後、何かの時に、「あのことを熱心にやっていた人がいたなあ、ちょっと連絡を取ってみようか」ということも可能です。つながりやすくなり、チャンスが広がるのです。だから、男性だけでなく、女性にも、地域活動するなら名刺を作りなさいと提案しています。

地域活動での名刺は、素の自分を示し、新たな(あるいは別の)人生と仲間づくりに役立てるためのツールです。自分の活動を示すものです。

ただ、少し懸念もあります。地域活動の名刺が普及するに連れ、会社員時代と同じように、名刺に書かれた役職や肩書きだけで満足してしまう人が出てくるのではないかと思うのです。名刺によって、第二の人生の地域活動には、会社や組織と同じ意識や行動を持ち込むきっかけにならないようにしたいものです。

◆7月7日日経新聞の記事

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